IM-BloomMaker for Accel Platform IM-BloomMaker チュートリアルガイド 第7版 2025-04-01

4.3.7. 変数を定義する

次に、作成するアプリケーションの変数設定を行います。

4.3.7.1. 変数について

デザイナ画面の変数タブでは、アプリケーション画面が保持する情報を変数として定義します。

コラム

変数の双方向バインディングについて

IM-BloomMaker の変数はエレメントの値と変数の値が双方向に結び付けられます。
具体的には、以下のような動作が行われます。
  • 変数の値を変更すると、その変数をプロパティで使用しているエレメントを検出し、関係のあるエレメントの表示が自動的に変わります。
  • 画面上におけるユーザ入力などによってエレメントの状態が変化した場合、プロパティに設定した変数の値を自動的に更新します。
詳細については「変数の双方向バインディング」を参照してください。

4.3.7.2. 変数エディタを開く

  1. 「デザイナ」画面右部、「変数」タブをクリックします。

    ../../../../_images/define_variable_01.png
    図:「デザイナ」画面 - 「変数」タブ
  2. プルダウンが「変数」になっていることを確認します。

    ../../../../_images/define_variable_02.png
    図:「変数」タブ - プルダウン
  3. 「新規作成」アイコンをクリックします。

    ../../../../_images/define_variable_03.png
    図:「変数」タブ - 「新規作成」アイコン
  4. 変数エディタが表示されます。

    ../../../../_images/define_variable_04.png
    図:変数エディタ

4.3.7.3. 変数の設定を行う

本チュートリアルで作成するアプリケーションの変数設定を行います。
今回定義する変数の詳細は以下のとおりです。
  • キー名 : input_text
  • 値の型 : 「文字列」
  • 配列の次元数 : 「配列にしない」
  • 代入値 : 「データなし」
  • 入力規則 : なし
定義内容をもとに、変数エディタで実際に設定を行います。
  • キー名の設定

    1. キー名のテキストボックスをクリックします。
    2. input_text を入力します。
  • 値の型の設定

    1. プルダウンが「文字列」になっていることを確認します。
  • 配列の次元数の設定

    1. プルダウンが「配列にしない」になっていることを確認します。
  • 代入値の設定

    1. 「データなし」が選択されていることを確認します。
  • 入力規則の設定

    1. 「必須」にチェックが入っていないことを確認します。
../../../../_images/define_variable_05.png
図:変数エディタ - 変数の設定

コラム

コメント欄には、変数の使用目的などメモを残しておくことができます。
変数の設定が完了したら、変数エディタ右下の「決定」ボタンをクリックします。
以上で、アプリケーションの変数設定が完了しました。
次節「多言語を定義する」では、作成するアプリケーションの多言語の設定を行います。