8.4. 外部連携¶
8.4.1. PC/スマートフォン版表示共通¶
8.4.1.1. IM-BIS の外部連携のSOAPのリクエスト・レスポンスパラメータでは、再帰を含むデータ構造を読み込むことはできません。¶
8.4.1.2. IM-BIS の外部連携で利用するデータソース定義やフォーム等の設定項目には禁則文字があります。¶
IM-BIS の外部連携で利用するデータソース定義やフォーム等の設定項目には禁則文字があります。以下のような特殊な文字を使用している場合、外部連携の設定が行えない、または、実行時に正常に動作しません。
対象設定項目
- データソース定義の名称
- データソース定義のリクエストパラメータ、レスポンスフィールド名
- 画面アイテムのプロパティ(ラベル、アイテム名、列名)
- フォーム名
- BIS名
禁則文字 半角文字 (){}[].:"<> 全角文字 +-×÷║対象設定項目
- データソース定義の名称
- データソース定義のリクエストパラメータ、レスポンスフィールド名
禁則文字列 undefinedを含む文字列
8.4.1.3. IM-BIS の外部連携でデータマッパーでの設定後にデータソース定義を変更した場合には、データマッパーを再設定してください。¶
IM-BIS の外部連携でデータマッパーでの設定後にデータソース定義を変更した場合には、変更が反映されずに正しくマッピングが表示されない可能性があります。そのため、データマッパーの設定後にデータソース定義の設定を変更した場合には、データマッパーの設定を再度実施するようにしてください。
8.4.1.4. データマッパーでマッピングする際に、複数階層の項目をマッピングすると外部連携実行時にエラーになる場合があります。¶
データマッパーでマッピングする際に、以下のパターン(3階層以上)の項目をマッピングすると、外部連携実行時にエラーとなる場合があります。object ∟object ∟array ∟object ∟key ∟value
8.4.1.5. データマッパーでマッピングする際に、OBJECTの下の階層の属性を関数ビルダのパラメータとして式に含めることはできません。¶
データマッパーでマッピングする際に、OBJECTの下の階層の属性を関数ビルダのパラメータとして式に含めることはできません。OBJECTの下の階層の属性(下図のkey,valueなど)を関数ビルダのパラメータ設定として式(ifなど)に含めることはできません。object ∟object ∟key ∟value
8.4.1.6. IM-BIS の外部連携でデータマッパーのレスポンスは必ず設定してください。¶
IM-BIS の外部連携でデータマッパーの設定を行う場合、必ず1つ以上データを設定するようにしてください。レスポンスに何も設定されていない場合、予期せぬエラーが発生する可能性があります。
8.4.1.7. データソース種別:ルールでRule Solverを使用する場合、利用できる結果返却モードには制限があります。¶
IM-BISでRule Solverを使用する場合、利用できる結果返却モードは以下のみです。
- Find a Solusion(1つだけ解を求める)
8.4.1.8. データソース「シェアードDB更新系クエリ」をタスク(ノード)の後処理で設定することができるのは、アプリケーションサーバが「Resin」の場合のみです。¶
シェアードDB更新系クエリをタスク(ノード)の後処理で設定することができるのは、アプリケーションサーバが「Resin」のみです。他のアプリケーションサーバでは、エラーが発生します。
8.4.1.9. 外部連携でロジックフローに日付型のアイテムを連携する場合、空文字として連携する場合があります。¶
日付型のアイテムを未入力で連携した場合、外部連携先(LogicDesigner)には、空文字として連携されます。日付型のアイテムを未入力で連携する場合、 IM-LogicDesignerのフローで利用する前に、分岐タスクを利用して入力値のチェックを実施してください。
8.4.2. PC版表示¶
8.4.3. スマートフォン版表示¶
8.4.3.1. スマートフォン版表示に対応していない画面アイテムに対する外部連携が設定されていた場合、空文字にて値が連携されます。¶
スマートフォン版表示では、表示されない画面アイテムに対する外部連携が設定されていた場合、空文字にて値が連携されます。
8.4.3.2. アクション設定のカスタムスクリプトを利用してPDF出力した場合、ポップアップブロックされます。¶
スマートフォン版表示では、アクション設定のカスタムスクリプトを利用してPDF出力した場合、ポップアップブロックされます。画面アイテム「ボタン(イベント)」のスクリプトを利用してください。
8.4.3.3. 画面アイテム「次へボタン」にアクション設定がある場合、ポップアップブロックされます。¶
スマートフォン版表示では、画面アイテム「次へボタン」にアクション設定がある場合、ポップアップブロックされます。アクション設定を利用してポップアップを利用する場合、端末のポップアップブロック設定を無効して利用してください。本事象はiPadの環境で発生します。