IM-BIS for Accel Platform OpenRules for IM-BIS 連携ガイド 第9版 2019-04-01

4.3. IM-BIS 連携の概要(処理対象者検索の絞込み、処理対象者の動的な設定)

IM-BIS 連携の概要について説明します。
IM-BIS の動的処理者設定の機能では、「処理対象者の設定」と「処理対象者を選択する際の検索条件の絞込設定」を利用することができます。

処理対象者検索の絞込みを行う場合の実行イメージ

処理対象者検索の絞込みを行う場合には、以下のようなイメージで実行できます。
../../_images/workflow_filtering.png
【図の説明】
  1. 任意の数字を入力して申請を行います。
  2. 条件を評価し、合致する条件の組織を処理対象組織として返却します。
  3. ルールエンジンから受け取った内容に基づいて処理対象者の検索の絞込条件を設定します。

処理対象者を自動的に設定する場合の実行イメージ

処理対象者を自動的に設定する場合には、以下のようなイメージで実行できます。
../../_images/workflow_setting_approver.png
【図の説明】
  1. 必要な内容を入力して申請を行います。
  2. 条件を評価し、合致する条件の組織を処理対象者として返却します。
  3. 内部で自動的に後続のノードの処理対象者に返却された処理対象者を設定して申請を実行します。
  4. ルールエンジンの実行結果に基づいて横配置ノードの処理対象者が展開されます。

IM-BIS 連携で動的に処理対象者を設定する場合の実行のタイミング

IM-BIS の連携は、以下のタイミングで処理を実行します。
../../_images/workflow_timing.png
【図の説明】
  1. 処理対象者の検索の絞り込み条件
    標準処理画面(greybox)での処理対象者検索に対して暗黙の検索条件を設定します。
  2. 動的処理対象者の設定
    動的承認ノードや縦配置・横配置ノードへ処理対象者を自動的に設定します。