IM-BIS for Accel Platform Office365 for IM-BIS 連携ガイド 第4版 2023-10-01

5.3. Office 365 ファイルアップロードジョブの設定

Office 365 連携で、案件終了後にファイルをアップロードするためには、以下のジョブを設定、実行する必要があります。
ジョブの設定方法は、「 テナント管理者操作ガイド 」 - 「 ジョブを設定する 」を参照してください。
  • Office 365 ファイルアップロード

    Office 365 にファイルのアップロードを行うためのジョブです。
    ワークフローの各案件では、案件終了時に Office 365 連携タスクを登録します。
    このジョブでは、案件終了処理にて登録された Office 365 連携タスクを順次処理し、Office 365 にファイルをアップロードします。
    設定値 説明
    フローID
    (flowId)
    特定のフローのみファイルのアップロードを実行したい場合に指定します。
    カンマ区切りで、複数のフローIDを指定できます。
    システム案件ID
    (systemMatterId)
    特定の案件のみファイルのアップロードを実行したい場合に指定します。
    カンマ区切りで、複数のフローIDを指定できます。
    エラーキュー処理フラグ
    (processErrorQueue)
    Office 365 ファイルアップロードジョブ実行の結果、ファイルアップロードが行えなかった Office 365 連携タスクに対し、再度処理を行うかを指定します。
    デフォルトは true (エラーとなった Office 365 連携タスクを処理する)です。未指定の場合も true として動作します。
    エラーとなった Office 365 連携タスクを除いてファイルアップロードジョブを実行する場合は false を指定してください。

    コラム

    • Office 365 ファイルアップロードジョブは、並列実行することができます。
      そのため、連携を早く実施したいフローについては、繰り返し間隔を短くする等の対応が可能です。
    • フローIDとシステム案件IDを同時に指定した場合、システム案件IDのパラメータが優先されます。
      フローIDに指定したパラメータは、無視されます。

    注意

    • Office 365 ファイルアップロードジョブでは、「 BISシステムユーザと Office 365 ユーザ を連携する 」で設定したユーザでファイルをアップロードしています。
      Office 365 ユーザの連携は、14日間ジョブが実行されない、または、最大90日で期限切れとなります。
      そのため、ジョブは14日以上間を空けて実行することはできません。
      また、90日毎にBISシステムユーザと Office 365 ユーザ との連携を行う必要があります。
      再連携を行う方法は、「 BISシステムユーザと Office 365 ユーザ を連携する 」を参照してください。