IM-BIS for Accel Platform 業務管理者 操作ガイド 第17版 2019-08-01

7.8. サブフローを設定する

ここでは、サブフローの設定機能について手順に沿って説明します。

注意

サブフローを利用したい場合、IM-BPMの利用を推奨します。 今後BPM関連の新規機能の追加はIM-BPMに対してのみ実施を予定しています。 そのため、サブフローの利用については非推奨とし、IM-BPMの利用を推奨します。

7.8.1. サブフローとは

IM-BIS で作成した別のフローを紐付けることで、フローからフローを呼び出し一連のプロセスとして実行することができる機能です。
共通的なプロセスをサブフローとして定義し複数のフローから呼び出すことができます。
BISフローとワークフローの連携が実現可能になっており、連携の組み合わせや階層の深さに制限はありません。
(BISフロー→ワークフロー→ワークフロー→BISフロー→BISフローといった設定もできます。)

注意

サブフロー設定時の注意
  • サブフローを設定する場合、同一のフローを複数回呼び出すなどのループが発生するような設定をしないでください。
../../_images/flow_error.png

7.8.2. IM-BIS でサブフローを設定する

IM-BIS でサブフローを利用するには、以下の手順で設定します。

コラム

サブフローに設定するフローはあらかじめ作成しておく必要があります。

注意

サブフローを設定したノードに承認者設定を行っても処理画面は表示されません。
承認者設定は、メインのフローにのみ有効です。
  1. 「IM-BIS - フロー編集」画面で、サブフローを設定する対象のタスクを右クリックし、「サブフロー」-「設定」をクリックします。

    ../../_images/use_sub_flow_1.png
  2. 「IM-BIS -サブフロー設定」画面で利用するフローを検索します。

    ../../_images/use_sub_flow_2.png
  3. 設定が正しく行われると、アイコンが subflow で表示されます。

    ../../_images/use_sub_flow_3.png

コラム

一度設定したサブフローを解除して、画面遷移設定に変更する場合には、該当のサブフローの処理/承認をすべて完了させた上で行うようにしてください。
処理/承認が完了していないデータが残っている場合には、変更後に処理/承認を実行する際に正しく動作しません。

コラム

以下のメッセージが表示された場合、サブフローとして設定したフローへ基本的に影響することはありません。
問題が発生した場合は、システム管理者にユーザプログラムの見直しを依頼してください。
サブフローを設定しました。実行順が同一のユーザプログラムが存在するため、システム管理者へ実行順の見直しを依頼してください。

7.8.2.1. IM-BIS のフロー編集時にサブフローのプレビュー画面を確認する

IM-BIS のフロー編集時にサブフローのルートイメージをプレビュー画面で確認することができます。

タスクに新しくサブフローを設定するときに、サブフローのルートイメージのプレビューを参照する

  1. 「IM-BIS - フロー編集」画面で、サブフローを設定する対象のタスクを右クリックし、「サブフロー」-「設定」をクリックします。

    ../../_images/use_sub_flow_2_1.png
  2. 「IM-BIS -サブフロー設定」画面で「詳細」をクリックします。

    ../../_images/use_sub_flow_2_2.png
  3. ポップアップでサブフローの画面が表示されますので、サブフローのルートを確認しながら設定することができます。
    ポップアップで表示される「フロー参照」画面はサブフローを作成した機能によって異なります。
    ../../_images/use_sub_flow_3_2.png

サブフローを設定しているタスクのプレビューを表示する

  1. 「IM-BIS - フロー編集」画面で、サブフローを設定しているタスクをダブルクリックします。

    ../../_images/use_sub_flow_3_1.png
  2. ポップアップで「フロー参照」画面が表示されますので、サブフローのルートを確認することができます。
    ポップアップで表示される「フロー参照」画面はサブフローを作成した機能によって異なります。
    ../../_images/use_sub_flow_3_2.png