7.15. BAMを設定する¶
BAM設定を行うと、処理時間などのプロセスの処理に関する情報の収集、監視項目に対する閾値に基づく通知を利用することができます。
Contents
7.15.1. BAMとは¶
IM-BIS のフローで、BAMを設定することにより、以下の処理を行うことができます。
- プロセスの処理に関する情報(処理時間、待ち時間、特定の項目値)の収集、集計
- 特定の項目に対する閾値と集計値の比較、条件によるアラーム通知
7.15.2. BAMで収集、集計できる情報¶
BAMでは、以下の情報の収集、集計を行うことができます。
- プロセスのタスク(ノード)単位、プロセスの累計の処理時間、待ち時間
- 画面に入力する数値(数値型データの項目値)
コラム
画面に入力する数値の集計値と、BAMで設定した閾値との比較で、 IMBox にアラート通知を送信することができます。
7.15.4. BAMで数値項目の集計、閾値(しきいち)、アラートを設定する¶
BAM設定では、詳細設定を行うことで処理時間だけでなく、画面の特定の項目に対する集計を行い、設定した閾値を超えた場合に通知を行うことができます。BAM設定の詳細設定は、以下の手順で行います。
BAMを設定するタスクを右クリックします。
「履歴・BAM管理」-「BAM詳細設定」を選択します。
「BAM詳細設定」画面で「追加」をクリックします。
「BAMフィールド選択」画面から追加したい画面の項目のチェックボックスをオンにし、監視条件の名称として「定義名」を入力します。
BAMの集計値の監視項目を追加したら、「決定」をクリックします。
設定した定義が「BAM詳細設定」画面の一覧に反映されます。
「BAM通知条件設定」画面で「通知条件」の「通知方法」、「判定条件」を設定します。
「BAM詳細設定」画面で設定した項目の集計の対象範囲を「集計範囲」に設定します。「追加」をクリックして、集計の対象となる「組織」、「ユーザ」を検索して設定します。通知条件の設定が完了したら、「決定」をクリックします。
「BAM詳細設定」画面で設定した内容が反映されていることを確認し、「保存」をクリックします。