4.9. 一括インポート・エクスポートを行う¶
ここでは、一括インポート・エクスポートの実行方法について説明します。
Contents
4.9.1. 一括インポート・エクスポートとは¶
特定のBIS定義、およびFormaアプリケーションとその定義に関連する定義のインポート・エクスポートをまとめて実行できる機能です。詳細については、以下のドキュメントを参照してください。
- 「 IM-BIS 仕様書 」-「 一括インポート・エクスポートの仕様 」
前提条件は、「 インポート・エクスポートを行う 」を参照してください。コラム
一括インポート・エクスポートを利用した場合、以下の定義については個別インポートで行っていた TableMaintenance によるテーブル・インポート、テーブル・エクスポートは実行不要です。
- 採番ルール定義
- 管理グループ定義
コラム
「 2023 Spring(Gerbera) 」で、ワークフローのインポート/エクスポートファイルを削除するジョブが追加されました。このジョブは、猶予期間を経過したワークフローのエクスポートファイル、および、インポートファイルを削除できます。詳細は以下のドキュメントを参照してください。
- 「 IM-Workflow 仕様書 」-「 インポート/エクスポートファイル削除 」
注意
一括インポート・エクスポートは、対象の定義ファイルの数、含まれる添付ファイル(設計文書管理や、画面アイテム「イメージ」で指定したファイル等)のサイズに比例して所要時間が長くなります。多くの定義を対象に一括インポート・エクスポートを行う場合には、上記の観点を考慮して実行するようにしてください。
4.9.2. 一括エクスポートを実行する¶
一括エクスポートを実行するには、以下の手順で行います。
「サイトマップ」→「 IM-BIS 」→「エクスポート」→「 IM-BIS 一括エクスポート」をクリックします。
エクスポート対象のマスタ定義を選択します。 「エクスポート実行」をクリックします。確認ダイアログが表示されたら「決定」をクリックします。 一括エクスポートを実行できました。ファイル名をクリックすると、ローカルにエクスポートしたファイルをダウンロードできます。エクスポートでエラーが発生した場合には、メッセージを確認し、必要な対応を行ってください。コラム
エクスポートしたファイルは、パブリックストレージの以下のパス配下に出力されます。「%PUBLIC_STORAGE_PATH% / im_bis / lump_export / %一意キー%」
4.9.3. 一括インポートを実行する¶
一括インポートを実行するには、以下の手順で行います。
「サイトマップ」→「 IM-BIS 」→「インポート」→「 IM-BIS 一括インポート」をクリックします。
「 IM-BIS 一括インポート」画面が表示されます。
「インポートファイル」にインポートするファイルの情報を設定します。パブリックストレージにインポート対象のファイルが配置されている場合、ストレージを選択後に %PUBLIC_STORAGE_PATH% 配下からファイル名までを入力してください。 「インポート実行」をクリックします。確認ダイアログが表示されたら「決定」をクリックします。 一括インポートを実行できました。インポート結果にエラーや警告が表示されている場合には、メッセージを確認し、必要な対応を行ってください。注意
異なる環境からの IM-Workflow に関する定義ファイルのインポート時に、インポート元の環境およびインポート先の環境のワークフローパラメータの設定に関する注意事項があります。詳細は以下のドキュメントを参照してください。
- 「 IM-Workflow 仕様書 」-「 バージョンの設定 」