IM-BIS for Accel Platform システム管理者 操作ガイド 第26版 2024-10-01

4.9. 一括インポート・エクスポートを行う

ここでは、一括インポート・エクスポートの実行方法について説明します。

4.9.1. 一括インポート・エクスポートとは

特定のBIS定義、およびFormaアプリケーションとその定義に関連する定義のインポート・エクスポートをまとめて実行できる機能です。
詳細については、以下のドキュメントを参照してください。
前提条件は、「 インポート・エクスポートを行う 」を参照してください。

コラム

一括インポート・エクスポートを利用した場合、以下の定義については個別インポートで行っていた TableMaintenance によるテーブル・インポート、テーブル・エクスポートは実行不要です。

  • 採番ルール定義
  • 管理グループ定義

コラム

「 2023 Spring(Gerbera) 」で、ワークフローのインポート/エクスポートファイルを削除するジョブが追加されました。
このジョブは、猶予期間を経過したワークフローのエクスポートファイル、および、インポートファイルを削除できます。
詳細は以下のドキュメントを参照してください。

注意

一括インポート・エクスポートは、対象の定義ファイルの数、含まれる添付ファイル(設計文書管理や、画面アイテム「イメージ」で指定したファイル等)のサイズに比例して所要時間が長くなります。
多くの定義を対象に一括インポート・エクスポートを行う場合には、上記の観点を考慮して実行するようにしてください。

4.9.2. 一括エクスポートを実行する

一括エクスポートを実行するには、以下の手順で行います。
  1. 「サイトマップ」→「 IM-BIS 」→「エクスポート」→「 IM-BIS 一括エクスポート」をクリックします。

  2. エクスポート対象のマスタ定義を選択します。
    • 対象のマスタ定義すべてをエクスポートの対象としたい場合、「エクスポート(全件)」のチェックボックスをクリックしてください。

      ../../_images/lump_export_01.png
    • 特定のマスタ定義をエクスポートの対象としたい場合、「BIS検索」または「Forma検索」をクリック後、検索画面から対象のマスタ定義を追加してください。

      ../../_images/lump_export_02.png
  3. 「エクスポート実行」をクリックします。
    確認ダイアログが表示されたら「決定」をクリックします。
    ../../_images/lump_export_03.png
  4. 一括エクスポートを実行できました。
    ファイル名をクリックすると、ローカルにエクスポートしたファイルをダウンロードできます。
    ../../_images/lump_export_04.png
    エクスポートでエラーが発生した場合には、メッセージを確認し、必要な対応を行ってください。

コラム

エクスポートしたファイルは、パブリックストレージの以下のパス配下に出力されます。
「%PUBLIC_STORAGE_PATH% / im_bis / lump_export / %一意キー%」

4.9.3. 一括インポートを実行する

一括インポートを実行するには、以下の手順で行います。
  1. 「サイトマップ」→「 IM-BIS 」→「インポート」→「 IM-BIS 一括インポート」をクリックします。

  2. 「 IM-BIS 一括インポート」画面が表示されます。

    ../../_images/lump_import_01.png
  3. 「インポートファイル」にインポートするファイルの情報を設定します。
    パブリックストレージにインポート対象のファイルが配置されている場合、ストレージを選択後に %PUBLIC_STORAGE_PATH% 配下からファイル名までを入力してください。
    ../../_images/lump_import_02.png
  4. 「インポート実行」をクリックします。
    確認ダイアログが表示されたら「決定」をクリックします。
    ../../_images/lump_import_03.png
  5. 一括インポートを実行できました。
    ../../_images/lump_import_04.png
    インポート結果にエラーや警告が表示されている場合には、メッセージを確認し、必要な対応を行ってください。

    注意

    異なる環境からの IM-Workflow に関する定義ファイルのインポート時に、インポート元の環境およびインポート先の環境のワークフローパラメータの設定に関する注意事項があります。
    詳細は以下のドキュメントを参照してください。