シェアードDB更新系クエリ¶
「データソース - 編集[シェアードDB更新系クエリ]」画面の機能と各部の説明¶
「データソース - 編集[シェアードDB更新系クエリ]」画面の内容は以下の通りです。
データソース名
「データソース - 新規登録」画面で設定したデータソース名を表示します。SQL
データソースとして実行するSQLを入力します。記載するSQLは、INSERT、UPDATE、DELETEが利用できます。入力値
テスト実行値:
INSERT、UPDATEの場合には、データを登録・更新する対象の列と、条件(WHERE句)に代入する値を入力します。データ型:項目に対応するデータの形式を文字型(VARCHAR)、数値型(NUMBER)、日付型(DATE)、タイムスタンプ型(TIMESTAMP)の中から選択します。
論理名: IM-FormaDesigner の画面アイテムでデータソースを利用する際の「パラメータ設定」で表示する項目名として利用されます。20文字まで設定することができます。
追加・削除:入力値の追加・削除ができます。
注意
テナントDB更新系クエリ・シェアードDB更新系クエリでのテスト実行についてテナントDB更新系クエリ・シェアードDB更新系クエリでは、テスト実行を行うと、実際にテーブルへのデータの登録・更新・削除が行われます。データソース定義の設定画面でテスト実行を行う場合には、実際に登録・更新・削除となるデータを入力するか、またはテスト実行後にTableMaintenanceやデータベース管理ツールなどを用いて不要なデータの削除などを行うようにしてください。コラム
DATE型・TIMESTAMP型のテスト実行値について日付を扱うデータ型の書式設定は、以下の通りです。
データ型 書式(デフォルト) 設定 DATE “yyyy/MM/dd” IM_DATETIME_FORMAT_TIME_INPUT TIMESTAMP “yyyy/MM/dd HH:mm” IM_DATETIME_FORMAT_DATE_INPUT IM_DATETIME_FORMAT_TIME_INPUT(※) ※ TIMESTAMPの設定は、2つの項目の設定値を半角スペースで結合した値で設定されます。書式を変更する場合には、以下の設定ファイルを変更してください。conf/date-time-format-config/im-date-time-format-config.xml
コラム
更新系クエリにおけるトランザクションの単位更新系クエリ(テナントDB更新系クエリ、シェアードDB更新系クエリ)において、トランザクションは実行のタイミングに基づいて、以下の通り設定しています。
タスク(ノード)の前処理
データソース定義の単位で別のトランザクションを設定します。アクション設定(画面でのイベント)
データソース定義の単位で別のトランザクションを設定します。タスク(ノード)の後処理
すべての データソース定義で1つのトランザクションを設定します。(シェアードDB更新系クエリを含む場合、XAではありませんが、各アプリケーションサーバの分散トランザクションによって管理されます。)案件終了処理
データソース定義の単位で別のトランザクションを設定します。出力値
シェアードDB更新系クエリでは、固定でデータ処理件数が設定されます。データマッパーを利用して、アイテムの値に処理件数を反映することもできます。テスト実行
設定した情報に基づいて、データの登録・更新・削除を行います。実行後のデータ処理については、データベースに即座に反映されます。データの登録・更新・削除ができなかった場合には、エラーメッセージを表示します。登録
設定した内容をデータソース定義として登録します。
「データソース - 編集[シェアードDB更新系クエリ]」画面の操作手順¶
「データソース - 編集[シェアードDB更新系クエリ]」画面の操作手順について説明します。
接続IDを選択し、「SQL」に実行するSQLを入力します。
「SQL」の列名・条件で”?”(プレースホルダ)を利用している場合には、”?”に合わせて「入力値」を設定します。なお、列名と条件の両方に”?”を利用している場合には、SQLに登場する順番に設定してください。「テスト実行値」には、実際にデータの登録・変更・削除に利用する値を入力し、「テスト実行」をクリックします。
テストが成功した場合、以下のメッセージが表示されます。
内容を確認して、「登録」をクリックします。
正常に登録できると、次のように「データソース - 一覧」画面に追加されます。